緑川光さん☆広報部〈非公式〉

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朗読「沖田総司の恋」-01感想

ラジオ番組司馬遼太郎傑作選「沖田総司の恋」聴けました(>_<)

PCでラジオを聴くときに苦労した分(無知だからですけど(^^;;)、なんだか感慨も深くて、声が聞こえた時は、よしっ!、てガッツポーズでした。
 
嬉しい嬉しい、緊張したぁ(^^;;
緑川さんの朗読で司馬遼太郎さんの作品を聴けるなんて贅沢はこの先あるかどうかわからないし、絶対聴き逃したくなかったからもう必死でした。
 
始まりは竹下景子さんがお一人でナレーションというかナビゲートをされてて、ラジオの解説や作品のあらましや、簡単な登場人物紹介がありました。
竹下さんは落ち着いてて良い声ですね。
しっとり穏やかな感じです。
 
5分ぐらいしてついに朗読が始まりました!
緑川さんの話しかけるような声色と、気さくな文体がよく合います。
言い回しや単語は古き良き時代の難しさがありますけど(時代小説だし)、でも小説を先に読んでるとわりと大丈夫なものですね。
好きな作品だからところどころ文章覚えてたりするし、聞いてて意味がわからないということはなかったです。
 
でもたとえば土方さんのお兄さんが「もうじん」だというのも「盲人」って見たらすぐ意味わかるけど、思いつかないと何それってなっちゃうのが朗読の難しいところだなぁって思いました。
でもそういうの差し引いても、緑川さんの朗読は聴く価値がありますね。
作品に対して誠実で優しい響きをずっと聴いていられるのは本当に幸せです(#^.^#)
 
地の文は穏やかな声で、でも感情もある程度まじえつつ、かすかに緩急をつけて語られていました。
主な登場人物は3人、なぜ緑川さんがこの作品担当なのかちょっと考えてみました。
威厳とどっしり構えた感じの近藤さんの声。
怜悧でクールでちょっと心配性の土方さんの声。
そして若い沖田総司のふんわり丸くて優しい声。
これらをひとりで表現しようとしたら、緑川さんくらい声に幅と魅力がある声優さんでないと務まらないなぁと思いました。
 
今回の話は登場人物の人となりが主で、その描写の仕方が可愛らしかったり微笑ましかったりするので、緑川さんの声で聴くとさらにほんわかしたりクスッと笑えたり楽しいです。
最後の方で沖田総司が喀血してしまうシーンがあるのですけど、臨場感ありました〜ハラハラしました!
緑川さんもエンジンかかってるような素晴らしい語り口で、聴いてて自然と物語に引き込まれていきます。
緑川さんの朗読好きだなぁ…
 
物語はその後どうなるのっていうイイトコロで次に続きます(笑)
来週も絶対聴く!
ていうかCD出して欲しいです!!
 
緑川さんの朗読が終わると、また竹下さんがお一人で作品の簡単な解説をされて、30分終了です。
朗読時間は10〜15分くらいだったかな。
長いことしゃべり続けていらっしゃるので、途中で声がかすれてきたりするのがやっぱりわかりますね。
そろそろやばそう、というところで音がちょっとひずんでたり飛んだりたぶん編集されてて、そうしてすぐ良い声に戻ってるから、ノドのコンディション整えるためにキリのいい箇所で時々止めてるんだなぁって思いました。
朗読のお仕事って大変そうだなぁと、でもそうやって長い文章量でも常に良い状態の声で作品をリスナーに届けてくれることがすごく嬉しいです♪
 
私にとっては大好きな作品を大好きな声で聴くことが出来る幸せな時間です(*^o^*)
それがしばらく毎週続くとか最高です!
好きなコトが増えるのって良いですね、めっちゃ頑張れそう♪